昨日のある患者さんの治療の時です。左上の小臼歯の口蓋側(歯の裏側)の歯周ポケットが9mmくらいあり歯根破折が疑われた状況でした。結局骨がかなり溶けていたので抜歯になりました。以前も記載しましたが、神経を取った歯(失活歯)は折れることが多いです。
今回は抜歯後マイクロスコープでじっと破折線(ヒビ)を探す作業をしました。すると患者さんからの言葉です。「何やってるんですか?」と言われたので「抜歯に至ってしまった原因を抜いた歯の根を精査して説明しようと思っています。」とお答えしたところ、「先生は丁寧ね。今まで何本も抜歯されてきたけど抜歯した歯について何も説明されたことはない」と言われました。これは結構うれしい一言でした。より頑張らなければと自分自身のモチベーションを上げていこうと思いました。
ちなみにこの患者さんと私自身はあまりプライベートの話はしていません。担当の歯科衛生士は結構話していると思いますが・・・。当院は診療の質にこだわっており現在私一人で治療を行っているため治療の質が一定になっている状況です。ただ、その分多くの患者さんの治療をどんどんやらないといけないので、患者さんと長々と話している余裕がないのです。日本の激安保険診療のシステムの影響もあり、進められる患者さんにはどんどん進めていく姿勢でやっているので、だらだらと話しながら治療するよりもきちんと確実に早く治療をする方に力を入れています。結果を出すことが第一だと考えています。しかし接遇が悪いくて良いわけではありません。このあたりはまた次回以降のブログで記載します。





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