最近「インプラント」という言葉がかなり世間に出まわってきました。患者さんもかなり詳しく調べている方が多くいらっしゃいます。当院でも初診時からインプラント治療を希望されて来院される患者様も増えております。
インプラントは簡単に分けると1回法と2回法とに分けられます。単純に手術回数が1回か2回かです。私の他のブログ記事にも記載しておりますが、現在日本は超高齢化を迎えようとしております。そこで考えておくべきことが要介護状態になったときにインプラントはどうなるかです。
私は佐倉市の介護認定審査会にも参加しているので介護保険制度は比較的身近に感じている人間の一人ですが、介護状態になると口腔ケアが重要になります。誤嚥性肺炎や嚥下障害、低栄養など口腔にまつわる事柄は高齢者には多く存在します。ただでさえ歯があると掃除が大変なのにインプラントまで!となる可能性があります。(決して歯を残すことを否定しているわけではありません。歯は多く残した方が良いに決まっています。)
1回法では術後インプラント体は歯肉から露出します。2回法では歯肉の中に埋まります。もしも要介護状態になってしまい管理が大変になったり、何らかの理由でインプラントを機能させたくない場合はキャップをして歯肉の中に隠しておく方法を2回法では選択ができます。「インプラントのスリープ」と呼ばれます。文字通りインプラントを眠らせておくわけです。
当院ではどの年齢の方でも、価格、保証、インプラントのリスク、長期的な予後、など多くの内容をコンサルテーションして患者さんにご理解していただいた上でインプラント治療を行います。最近は要介護状態になった場合もお話するようにしています。



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