« 2009年9月 | | 2009年11月 »
2009年10月29日
口臭防止の薬剤
最近フリーメールでダイレクトメールのように多くの営業メールがきます。その中でいつも目立つのが「口臭」をタイトルに挙げたものがあります。今日も1件届いていました。
「ぐちゅぐちゅとやれば口臭が消えて舌の中まできれいになり汚れがとれる」のようなことが記載してあります。私個人的な意見ですが、大きな間違いだと思っています。口臭の原因になる硫化物は口腔内細菌(特に歯周病菌)から出るわけですが、口腔内最近は単体で存在しているわけではなくバイオフィルムと呼ばれる集合体になって生息しています。細菌は皆でスクラムを組んで歯面や粘膜などに強固に付着していることになります。簡単に口をゆすぐだけでとれるものではありません。このことは細菌学の世界では常識となっています。
私は薬剤が有効に作用するという明確なエビデンス(根拠)が示されていない限り、難しい商品と判断します。多くの商品が世の中に出回っていますが、無駄なものを購入せずにいきたいものです。
2009年10月23日
医院名
当院は来年に移転しますが、医院名も変えようと考えております。ミーティング時に医院名をスタッフから挙げてもらいアンケートなどで投票したところ「歯を守る歯科医院」となりました。
しかし、保健所に医院名の確認をしたところ予想どおり「歯を守れない場合どうするのか?」「過剰な期待をさせてしまう」などといった医療法上の問題があるので許可になりませんでした。
医療には法的なものも結構あるんです。
現在改めて医院名を検討中です。今のところ4つまで絞り込みました。
・(佐倉)ウェルネス歯科医院
・(佐倉)ウェルネス歯科診療所
佐倉をつけるかつけないか?、歯科医院か歯科診療所か?歯科で止めても良いのですが、保健所からは歯科だけではダメと言われました。
ここ数日で決定します。一つ一つ決めなければならないことが山ほどあります。医院名も理念や方針など患者さんに直接影響しますから重要なことです。今まで「ゆきお歯科医院」と個人名をつけていたのも責任もって一人一人をきちんと治療したいという一念からでした。今後は、できるだけ地域に貢献でき多くの人に対して標準化された歯科医療サービスを提供したいという考え方になっています。根本的には何も変わっていないのですが表現の仕方が約10年の臨床経験を経て変わってきたことになります。
今日の午後は診療を休診にして全体ミーティングです。予約が取れない状況ですがご迷惑をおかけ致します。今後効率化を図り問題を改善していきたいと思います。宜しくお願い申し上げます。
2009年10月22日
融資確定
昨日銀行の担当者から連絡があり、診療所移転のための融資の審査が終了し融資が受けられることになりました。リーマンショックの影響をダイレクトに受けてなかなか進まなかった件がやっと解決しました。結局融資を受けるまでに1年位かかったと思います。「やっと・・・。」という感じでとてもうれしいです。
新しい診療室は水道道路沿いの東邦大学付属佐倉病院の前の土地に移動します。11月着工で2月末に完成。4月に移転開業予定です。
現在移転に向けてスタッフ一同システムを見直し、より良い歯科医療サービスを提供するべく動いております。
今後も宜しくお願い申し上げます。
学校歯科保健の講演会
今日は午後休診にして千葉県歯科医師会の会館まで行ってきました。
平成21年度 千葉県学校歯科保健研究大会 -健康診断結果を事後処置にどう生かすか-
というタイトルで千葉県教育委員会および千葉県歯科医師会が主催で、千葉県学校保健会および日本学校歯科医会が後援という形で行われました。
対象は歯科医師会会員の歯科医師と千葉県の養護教諭でした。演者は私の先輩の先生でしたので聞きに行ってきました。
内容としては、学校における教育で歯科の関わりが紹介され、健康教育として歯科健診を利用して生徒のためになることをしましょう。という内容です。
ふと思ったのは、教育委員会や行政の指定を受けたり、なんかの強化学校に指名されたから学校歯科を強化するとか、一生懸命やるという状態で学校により歯科保健の推進のレベルに大きなばらつきがあることがそもそも問題だと思います。
全国一律で最低限の歯科教育、健診事業を行うことは必須で行政がやるのか?他の機関がやるのか?あくまでも個人的にやるのか?そのあたりを明確にしないといつまで経っても日本の歯科のレベルは上がらないのでは??と思います。
小児の歯科に関しては、一生の中で最も重要な時期であり手を抜ける時期ではありません。とにかく健康、健全に生きていくにはとても大切な時期です。歯科に関わらず生活習慣すべて絡みますので、総合的に20歳までの教育、医療を考えなければならないでしょう。課題の大きさを痛感した講演会でした。
また、我々歯科医師会の会員の歯科医師は診療室の外でも多くの行政の行事や非常勤職員としての公務などに携わり、責任があるのだと改めて重要性を認識しました。
私自身も学校、介護、在宅医療、社会保険などの分野に関わっていますが問題は山積みです。今後の日本の課題はとても大きいものがあります。課題は永遠になくならないものだと思いますがその中で自分がどのように関わるのか模索していきたいと考えています。
介護認定審査会の勉強会
昨晩は介護認定審査委員を対象とする勉強会に出席してきました。
厚生労働省からの指示で佐倉市の介護保険課が行っているものです。佐倉市役所で約2時間行われました。最近のTV番組などの報道で介護認定の問題(審査結果と実情が異なることなど)が取り上げられたりしましたが、実際の審査の場では特記事項や主治医の意見書などで審査委員のディスカッションで適切に修正されているケースもあるのだということがわかりました。ただ、審査委員によってとらえ方が全く異なり結構判断に迷うことが多く現場では多くの混乱がでているのではないか?と心配になりました。
この春に介護認定のやり方に改定が加えられました。そして今回再度見直しがされています。人の介護に対する手間を数値や時間などの客観的なデータで表現すること自体無理があるのですが、「できない。」「だめだ。」とネガティブなことばかり言っていてもはじまらないので何とか皆でやらなくてはいけないのだと認識しました。日本の今後の超高齢化・・・。どうなるのでしょうか?
2009年10月 6日
他院からの見学者
昨日は神奈川県の座間市から他の歯科医院の方が4名来院され見学されました。1日かけて院長先生と歯科衛生士2名、トリートメントコーディネーター1名です。このようにたまに外部の方に医院に見られるのは刺激となるのと同時に毎回「見せられたものではないなあ・・・。」と私自身反省させられる部分があります。
このように医院内だけで物事を考えていても仕方がないのでISOの利用したりコンサルタントを呼んだりして常に医院の活性化を図る必要があります。自分たちの視点が狭いのも実感します。今後も上手く外部の力を利用しより良い歯科医院づくりに役立てたいと考えています。
2009年10月 5日
KOデンタル主催のデンタルショー
昨日はKOデンタルという全国規模の歯科材料会社が主催するデンタルショーに行ってきました。
新しい器具機材が多くでており歯科医療もかなり進んできていることを実感します。
またその半面かなり成熟期に来ている感じも受けます。どこのメーカーも同じように見えてやることがすべて一緒なように見えます。
基本的に歯科医療はここ数十年で大きな進歩をした医療業界です。そして通常の生活習慣病と同様に予防し、管理する事が重要だと結論は出ています。しかし、現場ではなかなか上手くいきません。毎日毎日大きな壁が私達の前に立ちはだかり足踏みをしてしまいます。
今後診療所移転も控えておりより良い歯科医療は何なのかを追及し続けていきたいと思います。
2009年10月 2日
口臭に効く商品??
最近医院のメールアドレスにダイレクトメールが沢山来ます。
その中で「口臭」に効果があるという商品のダイレクトメールが目にとまり、念のため見てみました。すると本当に効くような事が記載してあり、商品名もなんだかそれっぽいネーミングがついており「買う人は買うんだろうな・・・。」と思いました。
口臭の原因は多くは口腔内にあります。特に歯周病が関与していることは多いです。歯周病の診断を受けて、メンテナンスやセルフケアをやっていてさらに今回のような薬剤なら効果があるかもしれませんが、ずっと歯科医院にも行かずに歯周病もそのままで薬剤だけ使用しても効果はないと思われます。
また、このような薬剤の商品を売る際に歯科医院でメンテナンスの事や、定期管理をして薬剤を使うべきということを言わないで商品を売っている日本の状況は問題だと私個人的に感じています。
本当に大事なのは何なのかをきちんと広めないと振り回される人が多くでてしまいます。困ったものです。



RSS